LICHT

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PK51 Table

1957年にポール・ケアホルムによってデザインされたテーブル。脚部はステンレススチール。4つのパーツで構成されボルトで繋ぎ合わせている。丸みを帯びた優しい木工家具とは相反して、繊細な線の細さはスチールだからこその構造。表面はサテン仕上げ。部材に並行して研磨することで細かな線が無数に生まれ(ヘアライン仕上げ)、直線的な印象を強めると同時に、艶も抑えられ上品な仕上がりに。天板は黒塗装仕上げ。この構造美とステンレス脚を考えるなら黒塗装の相性は抜群。使用した後の傷が気になる方はガラス一枚敷くと良いでしょう。

若くして家具工房で修業を積んだポールケアホルム。ウェグナーの事務所にも身を置くなど以外にも木工との繋がりは深い。培った経験を活かして自身のデザイン活動をスタートさせる際、目にとまったものが建築に使われる金属。普段は目に見えない巨大な構造体を、意匠性が要求される家具デザインにまで昇華させた。「自分の個性よりも、素材の特性を表現したい」と語るポール・ケアホルムの家具は、その素材が放つ空気を感じ取りながら最小限の要素で構成され、空間の中で家具そのものが主張することがない。

VINTAGE

W2004 D102 H690

Poul Kjærholm / Fritz Hansen / 1957 / Wood & Stainless

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