LICHT

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LC6 Table

1929年にパリのサロンドオートン、コルビュジエのチームは家具の革命的なコレクションを発表。その中に20世紀の最も重要なテーブルの1つとなったLC6があった。 脚は当時航空機に使われていた楕円断面のスチール製。滑らかな角度のコーナーはシームレスな仕上げで技量の高さが伺える。新しい素材と新技術を巧みに操りそれをさらに昇華させ、デザインの優美さと製品の品質を高めてゆくのは常に革新的であったル・コルビジェならでは。天板は脚と同調するブラック塗装。カッシーナ社の刻印、番号が脚の内側についています。デザインされてから90年が経った今でもその価値と意匠美が失われることがありません。ニューヨーク近代美術館(MOMA)収蔵品。

ル・コルビジェはフランス人。20世紀を代表する建築家として知られ、世界を舞台に個人邸から都市計画に至るまで手掛けた。日本では上野の国立西洋美術館が彼の設計ですので一度足を運ばれてみては。家具についての評価も高く、ピエール・ジャンヌレやシャルロット・ぺリアンと共にメタルフレームの家具を多く発表。現代でも製作され続ける名作も多い。素晴らしい建築を手掛け、新たなマテリアルで先進的な家具を作り出してきた彼が、晩年に質素な暮らしを選んだことは大変興味深いところ。

VINTAGE

W2250 D850 H690-740

Le Corbusier / Cassina / Italia / 1928

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