LICHT

VON VOGELSANG

こちらの商品はヴィンテージ(Vintage)となります。

Von vogelsangはフィリップ・スタルクによる1985年のデザイン。1980年代に一世を風靡したスチールチューブの椅子は、構造の自由度からくる軽やかさが特徴。フィリップ・スタルクは半円と四角、直線の脚というエレメントで、SF小説UBIKのキャラクターから名前をとったDoctor Sonderbar、Wendy Wright、そしてこのVon vogelsangをデザインしている。浮遊するアームとシートを支える後ろ足がユニークなこの椅子は、ミニマルながら半円のアームに包まれるような安心感がある。屋外使用可能で水が流れるためのシートの小さい穴もデザインのチャームポイントとなっている。スタッキングも可能。部屋のアクセントにも、テラスでリラックスしながらビールを飲むのにも自由に楽しんでみてほしい。

フィリップ・スタルクは1949年フランス生まれ。ピエール・カルダンのメゾンでインテリア、およびプロダクトデザインの実績を積み、独立後はフランス大統領公邸の内装を手掛けるなど、知名度は世界的に。日本では浅草橋そばのアサヒビール建物上に設置された金のオブジェがよく知られている。新しい発想で生み出されたスタルク作品は、その斬新で独創的な表現は見るものに驚きと強烈な印象を残す。

記事：旭

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