LICHT

620 2Seat Sofa

こちらの商品はヴィンテージ品となります。

Vitsoeから1962年に発表された620 Chair Programmeは、同一のモジュールを組み合わせてローバックチェア、ハイバックチェア、ソファという展開が可能な画期的なシステム。同ブランドの代名詞にもなっているデザイナー、Dieter Rams（ディーター・ラムス）によるデザイン。こちらの2シートソファは、620に特徴的な無駄の無い合理的なデザインでありながら、座ってみるとその心地よさに驚く。座面クッションの下にはコイルスプリングが隠されていて、硬さを感じることはない。モジュール構成なので、二人で座ってもお互いの振動や沈み込みを感じることもない。アームレストはささやかな設えだが、十分な面積があり、高さの丁度良さに静かな感動を覚えるほどだ。発表から60年が経った今でも現行品が製造されるロングセラーであることも頷ける。常に使い手のことを一番に考えながらも美しいプロダクトをデザインしたディーター・ラムスの哲学を存分に味わうことができるだろう。

商品は日常的な使い勝手には問題はございませんが、ヴィンテージとなりますので、状態にご不安ある場合には必ず現物確認をしていただきご納得の上のご購入お願い致します。

在庫は2台。

Dieter Rams (1932-)ドイツはヴィースバーデン出身のインダストリアルデザイナー。ブラウン社のチーフデザイナーを務め、機能主義に徹しながらも魅力的な製品を多く生み出した。Vitsoe社との協働では、シェルビングシステム等革新的な家具も多くデザインした。彼の提示した「良いデザインの10ヶ条」は後にアップル社のハードウェアにも影響を与えたと言われる。

Vitsoe (1959-）ドイツにて1959年に創業し、現在はイギリスに籍を置く家具メーカー。伝説的なプロダクトデザイナーであるDieter Rams（ディーター・ラムス）との協働で知られる。ラムスのデザインによる「606 Universal Shelving System」や「620 Chair Programme」は戦後ドイツの住宅事情に応えた画期的なシステムで、現在でも多くのファンを持つ。

現行品のスタンダード、ヴィンテージとも後世に残るプロダクトをセレクトしています。永続的な使用を達成するためにリヒト サポートをご一読ください。