Watering Can
こちらの商品は現行品となります。
一目で興味を引く特徴的な水差しはアルド・バッカーのデザイン。多くのプロジェクトにおいて、彫刻性の高い鮮烈な美しさを備えたプロダクトを実現させるアルド・バッカー。こちらの製品も単なる道具の範囲を超えて、使用者のインスピレーションを軽やかに刺激する作品となっている。
水差しの普遍的な形を解体し、全ての要素が形而上学のように一つのチューブに変換されている。ハンドル部は水を入れる本体でもあり、その抽象的な曲線がそのまま注ぎ口へと伸びる。チューブの断面は楕円形で、グラフィカルな効果をより高めている。自立しながらも極限まで量感を奪われたようなバランス感覚が面白い。使用された素材は、ボーン・チャイナと呼ばれる牛の骨灰を加えた白磁。光を柔らかく吸収する絹のような仕上げによって、手触りとオブジェとしての魅力が最大限に高められている。
Aldo Bakker(アルドバッカー)は1971年オランダ出身のデザイナー。デザイン集団Droogの設立者の一人でもあるギース・バッカーを父に持つ。ジュエリーデザイナーとしてキャリアをスタートさせたが、すぐにインダストリアルデザインに軸足を移す。2010年に発表した銅を使った日用品のシリーズCopper Collectionで国際的に高い評価を得る。一点物のスタジオ制作の作品加え、Georg Jensen、Karakter、Puiforcat、Sèvres、Swarovskiなどの企業とのコラボレーションを行う。作品はMoMa(ニューヨーク)、ポンピドゥー・センター(パリ)、ステデリック・ミュージアム・アムステルダム、ヴィクトリア&アルバート・ミュージアム(ロンドン)などの美術館に収蔵されている。
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STANDARD
W230 D16 H200
Aldo Bakker / Thomas Eyke / Netherlansd / 2018 / Bone China