

ROCK PAINTING (HAVE)
企画展「To be or not」展示商品。
1970年代末からファッションイラストレーターとして活動し、「ヴォーグ・イタリア」はじめ多くのメディアで作品を発表してきたマッツ・グスタフソンは、ニューヨーク州サグハーバーに移り住んだ1990年代後半から風景を題材にした絵画に注力しはじめる。スウェーデンの北欧水彩美術館での回顧展(2001)や、スウェーデン・ストックホルムのガルリ・シャーロット・ルンドでの個展「ROCK」(2003)、そしてそれらの図録が、彼の新しい作風を印象づけることになった。水面に姿を映す岩の姿をグレーやブルーグレーで描いた水彩画はサグハーバーの風景に触発されたものだろう。額装はガルリ・シャーロット・ルンドによる。画家ジョルジョ・モランディがアトリエに置いた器の作品を無数に残したように、グスタフソンも数多くの岩の絵を描き続ける。
Mats Gustafson(マッツ・グスタフソン)は、スウェーデン出身、ニューヨーク在住の画家。ストック・ホルムのDramatiska Institutet を卒業後、舞台美術を経てファッションイラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる。80年代からはアート作品も手がけ、ヨーロッパやアメリカを中心に、世界各地で展覧会を開催している。
非売品となります。
OTHER
W500 D400
Mats Gustafson / USA / 2003 / Watercolor