LICHT

Interaction Chair

こちらの商品は現行品となります。

重厚感がありながらどこか飄々とした、独特な空気感を帯びるIinteraction Chairは、中村圭佑と熊谷晃希によるデザイン。

デザイナーが一本の木から削り出すことを思い描いてデザインしたこの形状は、様々な観点から実現が難しかった。そこで職人が提案したのが、100×100の角材を束ねた後に削り出すというアイデア。デザイナーの理想と職人の経験の間に新しい工法が生まれ、そのプロセスがデザイナーにさらなるインスピレーションを与えた。角材同士の接続部分は深く彫り込むことで可視化され、この椅子に単なる形状の面白さを超えたビジュアルインパクトを持たせる。

ものが製品化される過程で、あらゆる制約により理想が叶わないことは常だが、ここではむしろそうしたギャップを捉え直し、楽しんでいるように見える。作り手と素材、デザイナーと職人との間の相互作用。まさにinteractionと言うにふさわしい。座る椅子として、またオブジェクトとして空間に様々な交流を育むことだろう。5台のリミテッドエディションとなります。

中村圭佑　1983年生まれ、静岡県浜松市出身。2009年20代のクリエイターたちと裏原宿にフリースペース「VACANT」を設立し、10年間に渡り様々なイベントの舞台となり話題となる。2011年に設計事務所Daikei Mills設立。2019年から、都市のなかの遊休スペースを一時的に占有し一般に開放する活動「SKWAT」をスタート。2021年より多摩美術大学環境デザイン学科の非常勤講師を務める。Cibone、Artek tokyo storeやavex、Rocket Company、Takramなど商業空間やオフィス空間など空間デザインを手掛ける。

熊谷晃希　1992年生まれ、北海道出身。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業後、設計事務所勤務。2022年logman設立。

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