LICHT

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LC14 STOOL

こちらの商品は現行品(Standard)となります。

展示品入替の為、オンラインセールを行います。
無垢材の為、反りや伸縮により組手部分に段差や隙間、細かな傷や擦れがございますので、ご理解の上ご検討下さい。尚、HOLD、返品、交換は承っておりません。
状態(段差、隙間の有無)により価格が異なります。


CABANON:W430 D270 H430 チェスナット材
MAISON DU BRÉSIL:W330 D250 H430 オーク材

1:CABANON 段差11箇所 隙間2箇所¥144.000+tax → ¥93,600+tax
2:CABANON 段差5箇所 隙間3箇所 SOLD OUT
3:CABANON 目立つ段差 隙間なし¥144.000+tax → ¥129,600+tax
4:MAISON DU BRÉSIL 目立つ段差 隙間なし¥120.000+tax → ¥108,000+tax

ル・コルビジェによるスツールLC14。近代建築の三大巨匠と称される彼にしては控えめなデザイン。このスツールは自身の別邸の為にデザインされたスツールなのだが、その別邸をカバノン(=休憩小屋)と呼ぶ。無駄なものを限りなく省かれた8畳ほどのワンルームに小さな窓が少し。そう、まるでこの箱そのもののようである。

スツールと呼ぶだけに座るのにちょうどよい高さ。持って歩けるほどの携帯性がありながら、床との接地面が広いから安定感がある。椅子という形を成していないからか、自然の中にある切株にでも座っているような感覚。そこにちょうどいい高さの平らなところがあったから少し腰を降ろそう、そんな気持ちだ。但し、切株と異なるのは水平、垂直という建築的要素でのみ構成されていること。LC14にはモデュロールというコルビジェが人体の寸法から導いた黄金比を活かしてサイジングされており、置き方、置く場所次第で使い方は様々で、サイドテーブルやオットマン、踏み台などにも応用できそう。もしくは複数組み合わせてみてもいいだろう。

ル・コルビジェはフランス人。20世紀を代表する建築家として知られ、世界を舞台に個人邸から都市計画に至るまで手掛けた。日本では上野の国立西洋美術館が彼の設計ですので一度足を運ばれてみては。家具についての評価も高く、ピエール・ジャンヌレやシャルロット・ぺリアンと共にメタルフレームの家具を多く発表。現代でも製作され続ける名作も多い。素晴らしい建築を手掛け、新たなマテリアルで先進的な家具を作り出してきた彼が、晩年に質素な暮らしを選んだことは大変興味深いところ。


現行品のスタンダード、ヴィンテージとも後世に残るプロダクトをセレクトしています。永続的な使用を達成するためにリヒト サポートをご一読ください。

STANDARD

W430 D270 H430

Le Corbusier / Cassina / Italy / 1952

下記価格は 1CABANON の場合

93,600円(税込102,960円)
仕様