PLATE - DISH FAMILY COLLECTION
こちらの商品はヴィンテージとなります。
「ヴァロリスのデザイナーたち 1998-2002」事業の一環としてデザインされ、フランスのGallery Kreoから2000年に発表された、ジャスパー・モリソンによる真っ白な陶器のプレート。
フランス南東部に位置する、陶器で有名な町ヴァロリス。1948年から1955年にかけてパブロ・ピカソが滞在し、数多くの陶器作品を残したことでも知られる。そのヴァロリスはフランス文化・通信省の支援を受け、1998年から2002年にかけて年に2組のデザイナーを招待し、実用性のある陶器の作品を制作するというプロジェクトを主催していた。プロジェクトにはジャスパー・モリソンの他にロナン・ブルレックやピエール・シャルパン等、錚々たる顔ぶれが参加する。
このプレートはモリソンがデザインした、燭台、容器、花瓶、皿、フルーツボウルからなる「Dish Family Collection」のうちの一つ。数量限定で生産されたもので、本品には7/20のエディションが刻印されている。ヴァロリスの陶器は、そのカラフルで豊かな表情で知られているが、モリソンはフォルムの最小限の語彙を用い、真っ白という大胆な選択によってオブジェの本来の機能に立ち返っている。ある意味誰も見たことがないヴァロリス陶器の表情かもしれないが、シンプルさの中に感じる手仕事の温かみは、この簡潔なデザインによってこそ炙り出されたものだろう。
ジャスパー・モリソン(Jasper Morrison)は1959年イギリス生まれ。ヴィトラ、フロス、カッペリーニ社の他、世界のトップメーカーと協力して様々なプロダクトを手掛けている。その活動域は広く、インテリア、電化製品、腕時計、そして電車にまで及ぶ。日常生活に溶け込むデザインに価値があると考え、モノと使う人の関係を意識し、日々の生活に根付いた作品を発表し続けている。
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Plate - Dish Family Collection
305φ H38
Jasper Morrison / Gallery Kreo / 2000 / France / Ceramic