SE 68 SU STACKABLE CHAIR
こちらの商品は現行品となります。
戦後ドイツで活躍したEgon Eierman(エゴン・アイアーマン)と、ドイツの老舗メーカーWilde + Speithによるチェア。
当時としては最先端だったプライウッドとスチールパイプの組み合わせは、ドイツではこの椅子が初となった。その合理性から成型合板を利用した多くの椅子が世に出ることになるが、こちらのSE68は座面と背の造形の完成度が非常に高く、仕事時の姿勢にも、寛いで浅く腰掛けた姿勢にもフィットする。大量生産の時代の家具に「人間らしさ」を与えるというアイアーマンの目標が、ここに結実しているようだ。機能性を重視したシンプルな構成ながら、座面の下から優雅に伸びるスチールパイプの角度や、フレームと背座を固定する金具の配置が精緻に計算されていて美しい。装飾的な要素を削ぎながらも、機能美を追求したミッドセンチュリーの名品。
Egon Eiermann(エゴン・アイアーマン)1904-1970。ドイツ、ポツダム出身の建築家・プロダクトデザイナー。大学にて建築を学び、卒業後は建築家として活動、1947年からはカールスルーエ工科大学で教鞭をとる。ドイツの戦後を代表する建築家、デザイナーの一人。代表作にはベルリンのカイザー・ヴィルヘルム記念教会をはじめ、国会議事堂、ドイツ領事館、オリヴェッティタワーなどがあり、1958年のブリュッセル万国博のドイツパビリオンで国内外で知られることになる。
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カラーはブラックとホワイトの2色。現地メーカーよりお取り寄せいたします為、納期はおよそ3〜4ヵ月。メーカーの在庫状況等によって遅れる場合はご連絡いたします。
STANDARD
SE 68 SU Stackable Chair
W470 D480 H790 SH450
Egon Eiermann / Wilde + Speith / 1951 / Germany / Steel, Plywood