





JOY CHAIR ONE ALU & T2
こちらの商品は現行品(Standard)となります。
スウェーデンのデザイナー、フレドリック・ポールセン(Fredrik Paulsen)による「JOY CHAIR ONE Alu & T2」は、北欧家具の常識を軽やかに裏切るプロダクト。ミニマルで機能的なだけではなく、90年代やクラブカルチャーへのオマージュが高い熱量で込められている。
この椅子は、DJミカ・スニッカーズへの敬意を込めた限定モデルで、2025年5月22日より世界で50脚のみの限定販売。日本での販売店はリヒトのみ。組み立て式のフラットパック仕様で、工業的なジョイントディテールが特徴的。背と座面に用いられた赤のアクリルは、「Green Cast」と呼ばれるリサイクル素材。視覚的なインパクトだけでなく、90年代の透明素材へのノスタルジーを呼び起こす。構造には、再生アルミニウム「Hydro CIRCAL」が使用されているだけでなく、この椅子のためにHydro社で特注の押出材を製作し、使用される素材の量を最小限に抑えているという徹底したこだわり。そのため、軽量でありながら耐久性に優れ、環境負荷も低い。コストパフォーマンスにも優れている。
また、ボーナスとしてCDミックス「JOY HOUSE MUSIC VOL. 1」が付属する。ミカ・スニッカーズがストックホルムのSturecompagnietで2000年に行ったプレイが収録され、アンダーグラウンドミュージックの永久的な価値を持つセレクションとなっている。
DJ文化へのオマージュとこの鮮烈なビジュアルインパクト、環境へ配慮する誠実な姿勢の間に感じるギャップに、持続性とデザインの新しい関係性が垣間見える。これからの潮流を示唆する刺激的な一脚。
フレドリック・ポールセン(Fredrik Paulsen)は、ストックホルムを拠点に活動するスウェーデンのデザイナー。Beckmans School of DesignおよびロンドンのRoyal College of Artで学んだ後、インテリアや家具、展覧会の空間演出まで、領域横断的に活動を展開している。2021年には家具ブランド「JOY」を立ち上げ、カラフルで実験的なプロダクトを通じて、北欧デザインに新たな息吹をもたらしている。2024年、北欧最大のデザイン賞であるブルーノ・マットソン賞を受賞。
お取り寄せいたします為、納期はおよそ1〜2ヶ月。世界で50脚限定につき、規定台数に達し次第終了となります。また、各国との時差の関係から、ご注文完了でも、後日売り切れの場合ございます旨ご了承ください。
現行品のスタンダード、ヴィンテージとも後世に残るプロダクトをセレクトしています。永続的な使用を達成するためにリヒト サポートをご一読ください。
STANDARD
Joy Chair One Alu & T2
W400 D440 H850
Fredric Paulsen / Joy Objects / 2025 / Sweden / Recycled Aluminum, Acrylic